最近はペットブームと言われるほどペットを飼う人が多くなっており、特に小型犬などを室内で飼うケースが増えていることから、室内のペットのにおいを消臭したいという声もよく聞かれます。毎日一緒に暮らしている家族のような存在のペットですから、飼い主はあまりにおいに気が付かなかったり気にならなかったりするものですが、他の人にとってはペットのにおいはかなり気になるもの。できるだけ消臭したいですよね。
犬や猫を室内で飼っている場合、ペット用のトイレで用を足すようにしつけて、いつでも用が足せるようにトイレを家のどこかにおいておくのが一般的。このペット用のトイレがペットのにおいの原因のひとつになります。ペットが用を足した後は、すぐに処理をするようにすればある程度においは防げるのですが、残念ながら犬や猫は用を足す前に「トイレ行ってくるね」と報告してくれるわけではありませんから、どうしても飼い主が気付くまでにある程度時間がかかったりもします。しかも、犬や猫が自分で好きな時に用を足せるように、ペットのトイレは常に蓋を開けておくため、どうしてもにおいが気になってしまうのです。こうしたにおいを少しでも和らげるためには、トイレの砂に消臭効果があるものを使ったり、砂の下に重曹を撒いておくという方法もあります。また、消臭スプレーを常に置いておいて、気になったらすぐに消臭、とマメな対応をすることもペットのにおいを防ぐためには大切。最近はペット可のマンションも多くなっていますが、やはりペットを飼うのなら飼い主としてのマナーもしっかり守らなければなりません。マンションの場合は特に、あまりにおいがきつくなると、近隣の人からも嫌がられてしまいます。トイレのにおい以外にも、人間のように毎日シャンプーをしないために犬はどうしても体臭がきつくなりやすいものです。犬や猫は皮膚が丈夫ではないので、毎日シャンプーすると皮膚にトラブルを起こす可能性もあるため、毎日洗ってやるわけにもいきません。だいたい月に1〜2回程度のシャンプーがペットにとってはベストになりますので、そのくらいの頻度でシャンプーをしてやりながら消臭剤などをうまく利用して、においを緩和させていきましょう。また、空気清浄器を常につけておくことでで、ペットのにおいはもちろん、アレルギー症状の緩和などにも効果が期待できます。